2013年6月16日日曜日

NetBSDでEmacsを起動するまで

ベアボーンPCにNetBSDをインストールし、そのまま放置して1ヶ月以上が経過していました。

パスワードすら忘れてしまったNetBSDにEmacsを入れるまでの道筋を忘れないようにメモ。

1 パスワード再設定

とくに使うことなく放置していたせいでパスワードを忘たので、再設定を行いました。

  • シングルユーザーモードで起動する
  • 以下のコマンドでパスワード再設定
# マウント済みファイルシステムの状態を変更することを指示する
> mount -u

# fstabに書かれたとおりにマウントする
> mount -a

# rootのパスワードを再設定する
> passwd

2 DHCP有効化

インストール時にネットワークの設定をやっていなかったようなので、DHCPを有効にしました。

> /etc/rc.d/dhclient start

起動時に有効になるよう、rc.confを書き換えました。

# /etc/rc.confに以下の行を追加
dhclient=YES

3 パッケージ管理システムを入れる

NetBSD では pkgsrc というパッケージ管理システムでソースからビルドするのが正義っぽいので、入れてみました。

バイナリのインストールだけならば、 quickstart に書かれているように PKG_PATH 環境変数にURLを設定して、 pkg_addコマンドを実行すれば良いようです。

ソースからビルドする場合、 pkgssrc を落としてくる必要があるようです。

# cvsコマンドのバイナリを入れる
## uname -s => NetBSD
## uname -m => amd64
## uname -r => 6.0.1
## cut -f '1 2' -d. => デリミタ"." で区切ったフィールドの1要素め+2要素め
## uname -r | cut -f '1 2' -d. => 6.0
> PKG_PATH="http://ftp.NetBSD.org/pub/pkgsrc/packages/$(uname -s)/$(uname -m)/$(uname -r|cut -f '1 2' -d.)/All"
> export PKG_PATH
> pkg_add cvs

# ビルドに必要なコマンドを取得( comp.tgz, text.tgz )
> ftp ftp://ftp.netbsd.org/pub/NetBSD/NetBSD-6.0.1/amd64/binary/sets/
ftp> get comp.tgz
ftp> get text.tgz
ftp> quit
> tar zxvfp comp.tgz
> tar zxvfp text.tgz

# csv を使って pkgsrc を落とす
> cvs -danoncvs@anoncvs.netbsd.org:/cvsroot checkout pkgsrc

# bootstap (必要ない?)
> cd pkgsrc/bootstrap
> ./bootstrap

# make install
> cd pkgsrc/emacs24-nox11
> make install clean

0 件のコメント:

コメントを投稿