文庫を2冊読み終わった.
- 最後の喫煙者 自選ドタバタ傑作集1
- 著者
- 筒井康隆(つつい やすたか)
- 発行元
- 新潮社(新潮文庫)
- 分類
- 短編集
- 感想
表題と同じタイトルの短編'最後の喫煙者'が一番好き.喫煙者を酒飲みに置き換えたら明日は我が身だな(笑)などと思いつつ,人間の思考ってわりと誘導されるよなぁ,などと考えていた.
- 麦酒主義の構造とその応用胃学
- 著者
- 椎名誠(しいな まこと)
- 発行元
- 集英社(集英社文庫)
- 分類
- エッセイ集
- 感想
'春の予感'.食事のメニューに載ってたら春の野菜が器にちょこんとおいてあるイメージだが,実際はどうだろう.風情がありすぎる感のある名前を付けるのは,内容を想像したり実物との差異に驚いたりといったことを楽しむためのもの・・・
だったりして.
2冊とも,著者の他の小説を読みたくなるようなもので良かった.
思えば,筒井氏の小説を読むのはこれが初めてなのであった.
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